日本の夏から地球の未来を考える


クラウドファンディングも無事に終了し、
リターン品の準備もひと段落しました。

この2か月、ほぼクラウドファンディングのご報告のみの記事となっていたので
今日は昨今の異常気象について考えていきたいと思います。


クラウドファンディングの結果は↓からご覧いただけます。


先週あたりからずいぶん秋の訪れを感じるような気候となってきましたね。
思い返せば、この夏は“猛暑”の一言では片づけられないような気温が連日続きました。

では昔に比べてどのくらい気温は上昇しているのでしょうか?


気象庁が発表したヒートアイランド監視報告2017では、
100年間でどのくらい気温が上昇したのかが数値となっていました。

ソース:気象庁「ヒートアイランド監視報告2017」


上表をみると、平均気温は首都である東京はなんと3.2℃も上がっています。

また〈日最高気温〉は春が100年間での気温上昇率が高く、
〈日最低気温〉は地域によりばらつきがあり全体を通して最低気温が上昇しているのが分かります。


体感的には、今年は暑かったな~と思っている方が多いでしょうが
100年間でみるとほとんどの地域で夏が上昇率が一番低いんです。
といっても上昇は間違いなくしているのですが・・・!


では、何が私たちに暑かったと思わせているのでしょうか・・?

表から読み取れるのは、昔に比べると夏だと感じる気候が早く訪れ、夏後半のはずの8月下旬~9月初旬も厳しい残暑が続くのです。


確かに今年(2018年)、6月にアジサイやツツジの開花が早かったなんてニュース、見たような?

今週から来週にかけて西日本は30℃越すから衣替えは待ってくださいって天気予報で言ってたな~

と頭の中に浮かんだ方もいるのでは?


猛暑の訪れが早まっていることが、今年の夏は暑い!という声に変り、
さらにそれが連日にわたって続いたことが真夏の熱中症の患者を増やし、9月中旬に差し掛かった現在もまだまだ注意が必要なことは言うまでもありません。


上の表がヒートアイランドと結び付けられていることから、

今年は暑かったけど、来年は大丈夫かも
こんな異常気象いつもいつも起きるわけないでしょ?

とは、断言できないと思います。

私たちの文明は常に発展し続けています。
建物も減ることはなく、高層化しています。


ヒートアイランド現象とは建物から出る熱(エアコンや電気使用による)や、道路などによって加熱された大気がこもってしまう現象のことを指します。

ソース:気象庁「ヒートアイランド監視報告2017」


最近よく耳にする言葉があります。

例え環境破壊や温暖化を引き起こす活動をゼロにしても
地球温暖化はもう止まらない。


私たちは立ち止まることさえできない状況なのかもしれません。


省エネなど方法で緩和するだけでは温暖化は食い止められないとすれば、
やはり緑を増やし二酸化炭素を吸収してもらうのはとても有効ではないでしょうか?


私たちの身の回りでできることとしてよく挙げられる、
LED電球に変える
車の排気ガスを抑える
電気や水道の使用を抑える
石油資源の消費を抑える(レジ袋削減etc)

こういった活動は最近ではエコライフと呼ばれています。


このエコライフの中に植林という手段が入ればなぁと思います。
しかしまだまだ個人の活動としては身近ではないのが現状です。

マングローブは豊かな土壌と共に多くの二酸化炭素を保有する力を持っています。
つまり、大気中の二酸化炭素をたくさん吸ってくれるのです。
また地上に住む動物だけではなく水中に住む生き物の生態系も豊かに育んでいけます。

このマングローブの持つ大きなパワーをご存知の方は少ないです。


色んな形で皆さんにお伝えしていければ、と思っています。

Higuma


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