今回は、マングローブの秘める大きな力についてご紹介します!
先日海外の環境メディアサイト、MONGABAYで以下の記事が出ていました。
記事のタイトルは、
新たな研究でマングローブは私たちが思っているよりも多くの炭素を貯蔵するかもしれないということを発見
です・・!
要約すると、以下のようなことが書かれています。
・新しく発表された研究で2000年に約64億トンの炭素を保有したマングローブ土壌があることが分かった。
・2000年~2015年にかけて、ブラジルの年間排出量とほぼ等しい1億2200トンの炭素がマングローブ林から放出された。これらの土壌炭素排出量の75%以上はインドネシア・マレーシア・ミャンマーのたった3か国でのマングローブの森林伐採に由来している。
・マングローブは、炭素の貯蔵、暴風雨による洪水や浸食の減少、魚の養殖、水の汚染物質のろ過などに加えて膨大なメリットをもたらしている。
・調査によると、世界のマングローブ林の少なくとも35%が1980年~2000年の間に失われた可能性があることが示されている。マングローブはエビ養殖場やその他の養殖場、木材などの多くの理由により森林が伐採された。また科学者たちは、地球温暖化による海面上昇で大量のマングローブが溺死してしまうリスクもあると危惧している。
この記事からマングローブは、
吸収した炭素を樹木内や土壌に溜め込んでおく力が大きく、
防波堤の役目を果たしたり、
魚の養殖や自然生態系の保全、
汚染物質のろ過etc...
様々な面で大きなメリットをもたらす存在であることが分かります。
それと同時に、
環境問題にとって重要な存在であるにも関わらず過去15年間の間に
多くのマングローブ林が減少しています。
この記事では、
「マングローブの生息地のさらなる喪失を食い止め、失われた生息地を回復させることは、気候変動だけを解決するものではありません。小さな島国を含む多くの国々のマングローブの保護と回復は、最も実行可能な気候緩和オプションの代表です。」
と記されています。
マングローブの保全と回復は
地球温暖化や気候変動を解決していく上で
現実的ですぐにでも手の付けられる実行可能な活動であり、
マングローブの持つパワーを再認識した記事でした。
また、世界的にもマングローブへの関心は高まりをみせています!
マングローブの持つパワーがさらなる研究により解明されれば、
より重要性は高まり、環境問題に貢献する存在として注目が集まることが期待できます。
上記リンクは英文になっておりますが、
和訳したものをお読みになりたい方はinfo@ylforest.co.jpまでご連絡いただけましたら
PDF形式でお送りしますのでお気軽にお声がけください。
(文章は粗削りですが・・・!)
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Higuma
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