消えゆく森から地球の未来を考える


今回は、私たちが植林活動をしているインドネシアの森から地球の未来を考えていきます。


インドネシアの森林面積はアジア圏で3位という豊かな資源の宝庫です。

私たちの住む日本でもインドネシアの木材は多く活用されています。

2020東京五輪でもインドネシアの木材は使われているんですよ!

下記の記事もご覧ください。



インドネシアは豊かな資源を持つ一方、森林減少率が高く多くの天然林が失われ続けている現状があります。


インドネシアのNGO、Forest Watch Indonesia(FWI)の調査によると、2013年から2016年の間の北スマトラ、東カリマンタン、北マルク地域での森林減少の大きな要因は、天然林の択伐(天然林木材林産物利用事業許可(通称HPH))であったことがわかったのです。


研究者はこの森林伐採の要因として、伐採コンセッション(伐採権利のある地域)における違法なアブラヤシ農園の開発と、伐採業者による許可されている量以上の伐採が考えられるとしています。


天然林の択伐は、アブラヤシ農園開発や製紙用パルプ生産などと比べて衰退していると考えられていましたが、こうした繋がりが森林減少率を最も高くしている原因となっていたのです。


以下のサイトが原文となっています(英語) 2018/4/3の記事

森林減少は私たちの目に見えないところで着実に進んでいます。

また、営利目的で許可以上の違法伐採が行われているのは、需要があるからだと捉えることもできます。

消費者である私たちが、それを許さない姿勢がこれからは必要です。

もうコストの低さだけを求める時代は終わったのではないのでしょうか?

食も最近では品質を求める傾向が高まっています。

それと同じように、

環境に負担のかかっていない製品=質が高い

という考え方が根付けば提供者である業者側もおのずとそのニーズに応えた製品へと変わっていくことは間違いありません。


まずは一人一人が

今、この地球で何が起こっているのか?

を知ることがこうした問題を考えるきっかけとなり、

これは小さなことのように思えますが、明るい未来への大きな一歩となるのではないでしょうか。


Higuma


「マングローブの植林」をすることでインドネシアに森を返すこともできます。

私たちのプロジェクト、「地球にマングローブを‼~子どもたちに贈る、未来の地球~」もぜひご覧ください。

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